縁を結ぶ、冠婚葬祭。セルモグループ
コラム 縁日和
コラム
COLUMN
セルモの代表を務める岩上梨可が、社長としてママとして書くコラム。
人と人の「縁」や、この国の人生儀式など、忘れてはいけない大切なことを綴っていきます。
今年も残すところあと僅か。毎年年末になると、その年の世相を表す漢字一文字が京都の清水寺で発表されますが、個人的にはいかがでしょうか？私の場合は、「整」という漢字が浮かびました。振り返ってみると、公私共に、これまで整理されていなかったことや漠然としていたものが、図らずも「整ってきたかな？」という実感。お蔭様でいい手応えのある1年となりました。
まず、仕事においては、互助会の会員様システムをよりご利用しやすいものに刷新できたこと。掛け金の幅やご用途のシーンを幅広く設定することで、より選びやすく、お気軽にご利用いただける体制が整いました。また、ご葬儀においては、小規模なセレモニーに対応できる施設を、お客様のご要望に応じた形で新設しました。例えば、大分では、地元の住宅メーカー様とコラボして、「我が家のような心地よさ」をご提供できる専用施設を開設。住宅メーカー様は、自社のスペックを宿泊しながら実際に体感していただけるメリットを、弊社では、より快適な空間でのご葬儀をご提供できるメリットを実現。長年私の中で温めてきた企画がやっと日の目を見たのですが、現場の社員たちによりますと、お客様にも大変ご好評をいただいているようでホッとしています。
そのほか、熊本での「一日葬」専用会館のオープンや、南阿蘇のリゾート施設『ホテル夢しずく』の全面リニューアルなど、ハード面でもお客様により幅広い選択肢をご提供できる形が整ってきました。
一方、プライベートでは、あることをきっかけに、より健康的な暮らしのスタイルができてきました。そのきっかけとは、食品を真空で保存できるパックを大量に購入したこと。私は、もともと料理は手作りしたい派なので、できるものは作り置きする習慣があります。そこへ、この便利な容器が登場したことで、より食へのこだわりがアップ。野菜もできるだけ減農薬のものを使うなど食材も厳選するようになりました。質より量に走りがちな食べ盛りの息子も、市販の冷凍食品に頼らず、自然と私の手料理のパックへ手を伸ばすように。「時短」のためと容器を探した結果でしたが、「我が家の食のクオリティ向上」という思わぬ副産物がついてきました。
さらに、健康面で言えば、年齢的にも気になり始めたのが、筋力の低下。以前通っていたジムが閉店したので筋トレも一時休止していたのですが、そうすると、テキメンに体力の低下を実感。今は、朝晩、YouTubeを観ながら20分ずつトレーニングをしています。身体を動かし始めると、改善してきたのが睡眠です。よく眠れるし、睡眠の質が良くなり、朝も早起きができるようになりました。こんなふうに一度いいループに入ってしまうと、それが毎日のルーティンに。健康的なライフスタイルが整ってきたかなと感じています。
2026年は、どんな年になるのでしょう？世界を見渡せば、不透明なことだらけ。それでも、自分のできることから着々とやっていれば、次なる道も拓けてくるような気がします。結果は、振り返った時に初めて分かるもの。新しい年も、皆様とご一緒に、一歩、一歩、より良い未来へと歩んで参りたいと思います。
本年もセルモに格別のご愛顧を賜り、心より感謝申し上げます。
皆様の2026年が、実り多き一年となりますようお祈りいたしております。
