縁を結ぶ、冠婚葬祭。セルモグループ

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セルモの代表を務める岩上梨可が、社長としてママとして書くコラム。
人と人の「縁」や、この国の人生儀式など、忘れてはいけない大切なことを綴っていきます。

一覧に戻る 感動をくれるスポーツの祭典!2024.08.01

 4年に1度、世界最高峰のアスリートが集うスポーツの祭典は、毎回大きな感動を与えてくれます。私にとってこの祭典の一番印象的な記憶は、まだ14歳だった岩崎恭子さんがバルセロナ大会でとった金メダル。「えっ、私より1学年下の子が!?」と、とても衝撃を受けたことを覚えています。

 また、近年でいえば、池江璃花子選手の白血病からの復活!彼女が闘病していた東京大会直前は、まさにコロナ禍で世界中が試練に直面していた時。多くの人が、命の危険や生活苦など先の見えない大きな不安を抱えていました。そんな中、池江さんは、試練の象徴のような状況を見事に乗り越え、私たちに光を見せてくれました。

 私自身も子どもの頃は水泳や新体操などスポーツをしていました。体を動かすのが好きで、楽しかったからです。また、子育てをする中でも、体力作りのため子どもには好きなスポーツをできるだけさせるようにしてきました。でも、一流のアスリートを育てるとなると話は別です。本人だけでなく家族にとっても並大抵のことではありません。どんなに仕事が忙しくても、疲れていても、練習や試合の送迎をし、食事にも気を配り、子どもの頑張りや才能を伸ばすサポートをする。それは、子どもへの深い愛情と支える努力がなければできないこと。今は、親の立場から本当に頭が下がる思いがします。一人一人のアスリートの後ろには、家族をはじめ支えてくれる人たちがいるのです。

 スポーツの尊さ、それは、人に希望と勇気と活力を与えてくれること。競技で観る選手たちの素晴らしい肉体の躍動はもちろん、そこに至るまでには、過酷な身体的・精神的鍛錬、さらには、持って生まれた才能や家庭環境、指導者やライバルとの出会い、怪我やアクシデント、選手本人には如何ともし難い「運」など、さまざまなドラマがあるはず。だからこそ、頑張るアスリートの姿は、観ている私たちに「自分も頑張って生きていこう!」というファイトを奮い起こさせてくれるのではないでしょうか。

 そして、スポーツの持つもう一つの意義は、戦争や抗争と違って、ちゃんとルールーに則り、お互いをリスペクトしながら戦えること。こんな時代だからこそ、一層その意義が大きく感じられます。

 そんなスポーツが、少しでも盛んになって欲しいと、私たちセルモも、地元のサッカーチーム「ロアッソ(熊本)」、「トリニータ(大分)」、バスケットチーム「ヴォルターズ(熊本)」のスポンサーとなって応援しています。

 この祭典は、日本中の人が、選手の家族になった気持ちで一丸となって応援できる機会。最近すっかり涙もろくなった私は、何度感動のあまりハンカチが必要になることでしょう、、、笑。ともあれ、みなさん、最後まで「がんばれ日本!」の大声援を送りましょう!!