縁を結ぶ、冠婚葬祭。セルモグループ

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セルモの代表を務める岩上梨可が、社長としてママとして書くコラム。
人と人の「縁」や、この国の人生儀式など、忘れてはいけない大切なことを綴っていきます。

一覧に戻る 暑いだけじゃない夏を!2023.08.04

風鈴、打ち水、スイカ割り…、暑さの中にも楽しみや涼を呼ぶ知恵をたくさん持っていた日本人。四季がある国ならではの風情が、私の小さい頃にはまだまだ残っていた気がします。それが、何年くらい前からでしょうか、「記録的な暑さ」や「命の危険があるほどの暑さ」が、私たちの大事な文化さえ急激に溶かしていきそうな勢いです。

そんな中でも救われるのは、若い人たちが浴衣を楽しむ姿がよく見られること。アクセサリーを付けたり、帽子やスニーカーと合わせたり、より自由に個性的に…。いわゆるSNSで「映える」ファッションとして人気のようですね。伝統的な着方ばかりではないにしろ、浴衣という和装に親しむことは、日本人ならではの夏の楽しみ。我が家でも子どもたちが小さい頃には、よく浴衣を着せて遊んだものでした。

とにかく、どんなに暑くても、じっと家に籠ってばかりでは、一度きりの今年の夏がもったいない!家族旅行や故郷への帰省など、暑さと感染症への対策はしながら、「夏の思い出づくり」に頑張るお母さん、お父さんも多いのではないでしょうか。

我が家の場合は、先代からの夏の定番レジャーとなっているのが「海釣り」です。自家用の船を出し、家族や友達、社員さんなどと夏の海へ繰り出します。亡くなった父が1級船舶免許を持っていて始めたのですが、私も同じく1級船舶とジェットスキーの免許を取って継承。子どもたちも小さい頃から海遊びに親しんできました。そんな体験からでしょうか、成人した娘も私と同じ2つの免許を取得して、この夏はジェットスキーデビューを心待ちにしています。

潮風を浴びて過ごす解放感あふれる時間は、夏だからこその楽しみ。釣れる魚は、ガラカブやアオナといった地味な魚ですが、自分たちで釣った新鮮な魚は、お刺身にしてもお味噌汁にしても極上の味わい。こんなふうに自然とふれあった思い出が、我が家とご縁のある人たちや次の世代にも、楽しかった「夏の心象風景」として残っていってくれればいいなと思います。

また、この季節の大事な伝統行事ともいえるのが、各地域で行われる「夏祭り」。お盆で里帰りする人も多い時期に、地域の人々が世代を超えて盛り上がれる催事は、できればずっと継承していきたい日本文化ですね。セルモでも、各支店で地元のお祭りの後援をしたり、会社の敷地内でイベントを開催したりするなど、地域の方々とのふれあいや子どもたちの夏の遊び場づくりを大切にしています。

では、お祭りやイベントがないフツーの暑い日はどうするか?そんな日は、冷房の効いた涼しい場所へご家族でお出かけされてはいかがでしょう?セルモが運営する熊本市の『帯山TETOTE』もおススメの避暑地です。子どもたちは、『プレイランド』で熱中症の心配なくお遊び。ママは、その横の『サクラデリカ カフェ』で一休み。期間限定の「映えるかき氷」も楽しめますよ!夏休みのお出かけ場所に困ったら、ぜひ、お立ち寄りくださいね。