縁を結ぶ、冠婚葬祭。セルモグループ

コラム 縁日和

コラム

COLUMN

セルモの代表を務める岩上梨可が、社長としてママとして書くコラム。
人と人の「縁」や、この国の人生儀式など、忘れてはいけない大切なことを綴っていきます。

一覧に戻る 新時代の挑戦2019.05.10

「平成」から「令和」へ。新時代のはじまりを、皆様はどのように迎えられたでしょうか。10連休ということもあり、家族や、大切な人と迎えられた方も多いのではないでしょうか。

私にとって、平成の終わりは少し感慨深いものがありました。と言いますのも、「セルモ」という今の社名がスタートしたのは1989年、そうまさに平成元年。それまでの互助センターから、Ceremony(儀式)、Life(生命)、Mutual(相互)の3つの単語を組み合わせた、セルモが生まれました。

当時社長だった父が、熊本だけでなく、全国各地を飛び回り多くのお客様との出会いの場を築きあげていく姿を、小学生だった私は「忙しそうだなぁ」と眺めていたのを覚えています。(その苦労を、身をもって知るのはもっと後ですね)父が文字通り奮闘した平成、そんなひとつの時代が終わり、セルモも次の時代へと歩み出します。

新しい時代に、セルモには挑戦したいことがいくつかあります。その一つは、女性のライフデザインを一緒に考える会社になりたいということ。私自身が、ママ社長ということもあり、働く中で「もっとこうだったらいいのにな」と思うことがたくさんあります。女性の身体作りや、子育て、将来設計など。この国には、女性がもっと幸せになる余地がたくさんあると思うのです。そこを、セルモがお手伝いできるようになりたい。冠婚葬祭という、人生の節目をご一緒させて頂くためにも、いつも人生の近くで寄り添う企業でありたいと考えています。

もう一つの挑戦は、この国の人生儀礼の「意味」を守るということ。時代の変化と共に、冠婚葬祭の簡素化が進んでいます。だからと言って、そこにある「意味」や「想い」までを簡素化させてはいけない。人生の節目には、きちんと心を込めて大切な人へ報告すること、皆様のおかげで自分があることを再確認すること。先人たちから脈々と受け継がれて来たこの国の美しく、人間的な文化をきちんと次の時代もリレーしていく。これは、どれだけ時代が変わっても、変わらぬセルモの挑戦だと考えています。

令和の「令」の元である「令月」という言葉には、何をするのにも縁起の良い月という意味があるそうです。皆様も、新時代と共に、新しい挑戦をはじめられてはどうでしょうか。その挑戦から、美しい花が開くことを願っています。

少し長くなってしまいましたが、新しい時代も、人生の節目のお祝い事などには、ぜひセルモをご利用ください。まもなくジューンブライドの季節ですね。式場見学も随時行っておりますので、お気軽に足をお運びください。スタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。