縁を結ぶ、冠婚葬祭。セルモグループ

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一覧に戻る 50周年を迎えるにあたって2017.07.05 サムネイル

初めまして、セルモの代表を務めております、岩上梨可と申します。突然ですが、セルモは来年でめでたく50周年を迎えます。 これも一重にお客さまのおかげ、と感謝するとともに、この節目の機会にもっともっと皆さまとの「つながり」の場を持ちたいという想いから、 コラムを始めることとなりました。拙い文章で恐縮ですが、私がひとりの人間として日頃感じていることをできるだけ飾らない言葉でお伝えしていけたらと思っています。

さて。一回目の今回はすこし真面目なお話を。 50年の間、冠婚葬祭業界に身をおいてきたセルモですが、ここ数年で「冠婚葬祭の意味」みたいなものが、ずいぶん変化したように感じます。いえ、はっきり低下と言って良いかもしれません。 最近は「お葬式は家族だけで」「わざわざ結婚式なんて挙げない」と言った声を聞くのも珍しくなくなりました。社会が変わり、人と人とのつながり方自体が変化した今、そういった流れは仕方のないことなのかもしれません。否定もいたしません。だけど私は、どうしてもそれを寂しいと感じてしまうのです。

そもそも日本人は、古くから人生儀礼をとても大切にしてきた民族です。七五三、元服、成人式、還暦のお祝い…節目がくる度に、家族だけでなく村や学校などみんなでお祝いしました。それだけ昔は、人と人とのつながりが強かったのでしょうか。私はそうじゃなくて、むしろ、今のように簡単にスマホやPCで連絡がとれない時代だからこそ、節目をきっかけに集まることで大切な人たちとの縁を深めてきたのではないかと思うのです。では、今の時代はどうでしょう?たしかに縁を「広げる」方法は昔に比べてはるかに充実しました。だけどもその一方で「深める」のをニガテとする人が増えたように感じます。私には、今の時代にこそ縁を深める場としての人生儀礼が大切なのではないかと思えてならないのです。

なんだか大きな話になってしまいましたが、結局思うのは『人は、人が幸せにする。』ということです。幸せのカタチや人とのつながり方は変わっても、最後に人を幸せにできるのはやっぱり人でしかありません。人生の節目という大事なときには、やっぱり側に大切な人たちがいて、あたたかな時間を過ごしてほしい。そして願わくば、そんな素晴らしい瞬間をいちばん側で見守れる私たちでありたい。せっかくの50周年という節目ですから、なにか業界に大変革を起こすような目標を立てたい気持ちもあったのですが(笑)、結局辿り着いたのはそんな原点とも呼べるところでした。これからも時代は変わります。それでも変わらない価値をお客さまにお届けするため、これまで以上に「冠婚葬祭」と真摯に向き合ってまいりますので、次の50年も、私たちセルモをどうかよろしくお願いいたします。